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ソニッケアー替えブラシ全種類を試す

ソニッケアー用ブラシ各種

いつの間にかラインナップが増えていた、ソニッケアー用の替えブラシ。
一体どれが良いのやら、迷ってしまいます。
そこで、手に入った順にレビューしてみる事にしました。
どうぞ参考にして下さい。

2017/07/21

【目次】このページ内の行にジャンプします
▼ブラシの互換性情報
▼アダプティブクリーンブラシヘッド
▼ダイヤモンドクリーンブラシヘッド
▼インターケアーブラシヘッド
▼舌磨きブラシヘッド
▼プラークディフェンスブラシヘッド おすすめ
▼ガムヘルスブラシヘッド おすすめ
▼【旧モデル】プロリザルツブラシヘッド

ブラシの互換性情報

ソニッケアーの替えブラシは、以下のモデルで互換性があります。

廉価モデルのイージークリーンにアダプティブクリーンブラシヘッドを付けたり、最新モデルのダイヤモンドクリーンディープクリーンエディションに従来版プロリザルツブラシを付けたり、といった事が可能です。

アダプティブクリーンブラシヘッド

ゴム素材のブラシヘッドで広範囲の歯垢を除去。歯垢除去力最大10倍(手磨きと比べ)
歯垢除去力:7
歯ぐきへのやさしさ:3

と謳う、「アダプティブクリーンブラシヘッド(フィリップス公式サイト)」。

全体 真横から 斜めから 正面から 止まっている状態 動いている状態 ブラシ先端のズームアップ ダイヤモンドクリーンブラシとの大きさ比較

【画像1】2016年9月に発売された新型ブラシです。
【画像2】ブラシの土台が弾力のあるゴムで出来ており、ソニケアの動きを増幅させてブラシ先端に伝えてくる仕掛け。
【画像3】ブラシの毛の硬さは標準的です。
【画像4】正面から。
【画像5】ブラシの先端部から撮影。
【画像6】画像5のアングルで、ソニッケアー本体を動作させた状態。ゴムによる「しなり」の激しさが視覚的にも分かります。
【画像7】毛先は丸で標準的。
【画像8】ダイヤモンドクリーンブラシと並べて比較してみました。長さ・奥行き・幅、全てが大きいです。

使用感は強烈で、圧倒的にダイナミックでパワフルです。
ゴムの「しなり」を有効に使っており、ソニッケアーの振動がかなり増幅されていると感じました。
しかし、動きがあまりにも激しく、サイズも大きめなので、細かい部分を狙って磨くことが出来ないのです。
使用には無理があると感じました。


HX9043/01(3本組)
HX9045/01(5本組)
HX9043/35(黒・3本組)

ダイヤモンドクリーンブラシヘッド

ひし形の毛先が強力に歯垢・ステインを除去。黄ばみ、ステインに
歯垢除去力:5
歯ぐきへのやさしさ:2

と謳う、「ダイヤモンドクリーンブラシヘッド(フィリップス公式サイト)」。

全体 真横から 斜めから 正面から 止まっている状態 動いている状態 ブラシ先端のズームアップ

【画像1】2011年9月に発売開始されました。
【画像2】なだらかな曲線を描いている毛先の面。
【画像3】緑のゾーンを、白いゾーンが囲っている形状です。白い毛はかなり固め。青い部分はおなじみのインジケーター部。
【画像4】大きさはソニッケアーのブラシとしては標準的。
【画像5】静止状態。先端部分には山切りカットが施されています。
【画像6】動作状態。
【画像7】毛先のズームアップ。毛先が本当に菱形になっており、隙間無くギッシリと植毛されています。しかし青色のインジケーター部だけは菱形ではなく丸い毛先でした。

とにかくブラシが硬い上に、凸凹がほとんど無い平面的なブラシ面なので、消しゴムで歯を磨いているような感覚。
前歯の平面を磨くのには適しているのですが、奥歯の凹凸に対しては向かないと感じました。
前歯のステインが気になる時におすすめ。


HX6063/01(3本組)
HX6065/01(5本組)
HX6068/01(8本組)
HX6063/35(黒・3本組)

HX6073/01(3本組)
HX6075/01(5本組)
HX6078/01(8本組)
レギュラーサイズ コンパクトサイズ

インターケアーブラシヘッド

長い毛先が歯間の奥に届き、歯間の歯垢も強力に除去。山切りカットで歯間の汚れに
歯垢除去力:5
歯ぐきへのやさしさ:2

と謳う、「インターケアーブラシヘッド(フィリップス公式サイト)」。

全体 真横から 斜めから 正面から 止まっている状態 動いている状態 ブラシ先端のズームアップ

【画像1】長い毛と短い毛とが組み合わされており、長い毛が歯間に入り込む事を狙った形状。
【画像2】短い毛が4列、長い毛が3列、確認できます。
【画像3】毛の硬さは標準的。
【画像4】サイズも標準的。
【画像5】静止状態。平面的なカット面。
【画像6】動作状態。
【画像7】毛先は丸です。

歯間を狙う長い毛の全てが狙い通りにスポッと歯間に入り込めば理想的なのですが、実際にはブラシの面が歯面に定位せず、「歯面を狙う事も出来ず、歯間を狙う事も出来ず」という感じになってしまいます。
長い毛が3列ありますが、ブラシの先っぽだけが長めに作られていた方が、むしろ1本1本の歯間を狙えて便利なのではと感じました。
私はデンタルフロスを使っている事もあって、このインターケアーブラシヘッドには魅力を感じませんでしたが、デンタルフロスを使わない方はまた別の感想を持つかも。


HX9003/01(3本組)

HX9013/01(3本組)
レギュラーサイズ コンパクトサイズ

舌磨きブラシヘッド

200個以上のミクロの凹凸が舌の汚れを除去して息爽やか

と謳う、「舌磨きブラシヘッド(フィリップス公式サイト)」。

全体 真横から 斜めから 正面から 止まっている状態 動いている状態 ブラシ先端のズームアップ

【画像1】ブラシというよりもヘラのような形状。
【画像2】真横から。ペタンコです。
【画像3】平面部分を舌に付けて、汚れ(舌苔)をこそぎ落とします。
【画像4】指の先ほどの面積です。
【画像5】静止状態。
【画像6】動作状態。
【画像7】アップ画像。小さな突起が200以上あるとのこと。

私の使い方の問題かも知れませんが、舌の汚れは落ちませんでした。
手磨きタイプの舌ブラシの方がよほど良く汚れが取れます。


HX8072/38(2本組)

プラークディフェンスブラシヘッド

湾曲したブラシが奥歯にしっかり届き、効率よく歯垢を除去。ベーシックなブラッシングに
歯垢除去力:4
歯ぐきへのやさしさ:2

と謳う、「プラークディフェンスブラシヘッド」。
正確には、「プロリザルツプラークディフェンスブラシヘッド(フィリップス公式サイト)」です。

「プロリザルツ」と名のついたブラシが3つもあり、間違いやすいのでご注意を
2007年に発売されたブラシが「プロリザルツブラシヘッド」で、今は生産中止状態です。
その後継として2016年に発売された新型ブラシが「プロリザルツプラークディフェンス」と、「プロリザルツガムヘルスブラシヘッド」の2つ。
後継モデルの2つはどちらもブラシ毛の植毛密度が高くなり、サイズは小さくなりました。
プラークディフェンスの方はやや固め、ガムヘルスの方はやや柔らかめです。

全体 真横から 斜めから 正面から 止まっている状態 動いている状態 ブラシ先端のズームアップ

【画像1】2016年9月に登場した比較的新しいブラシ。旧モデル「プロリザルツ」と置き換わる形で登場しました。
【画像2】毛の硬さは標準的。先端部分だけ少し長めにカットされています。
【画像3】周囲の薄いグリーンのゾーンに対し、真ん中の白いゾーンがやや短めにカットされており、歯を包み込むような形で磨けます。
【画像4】サイズは標準的。
【画像5】静止状態。先端部だけ毛が長めです。
【画像6】動作状態。
【画像7】毛先は丸です。

最もベーシックなブラシです。
旧モデル「プロリザルツ」と比べると、サイズが小型化されており、小回りが効きます。
毛の硬さは、旧モデル「プロリザルツ」より硬め。


HX9023/01(3本組)
HX9025/01(5本組)

ガムヘルスブラシヘッド

歯ぐきに特化した形状と固さ
歯垢除去力:4
歯ぐきへのやさしさ:4

と謳う、「ガムヘルスブラシヘッド」。
正確には、「プロリザルツガムヘルスブラシヘッド(フィリップス公式サイト)」です。

全体 真横から 斜めから 正面から 止まっている状態 動いている状態 ブラシ先端のズームアップ 大きさ比較

【画像1】このブラシも2016年9月に旧モデル「プロリザルツ」の後継モデルとして登場したもの。
【画像2】「く」の字型にカットされています。
【画像3】毛は柔らかめですが密度が高いので、頼りない感じではありません。
【画像4】正面から。
【画像5】静止状態。先端部の一束だけ毛が長め。
【画像6】動作状態。
【画像7】毛先は丸く処理されています。
【画像8】サイズはダイヤモンドクリーンより小さめ。

一つ上で紹介した「プラークディフェンスブラシヘッド」との主な違いは毛の固さ。
こちらのモデルの方が柔らかめです。
ブラシ先端が歯の凸凹に入り込む感触を感じられて気持ちよい使い心地。
毛が柔らかいのに植毛密度が高いので、しなやかな弾力感があり、個人的には最もおすすめ。
毛の硬さは、旧モデル「プロリザルツ」と同等か、やや柔らかめ。
旧モデル「プロリザルツ」から最も違和感なく移行できる製品です。

HX9033/01(3本組)

【旧モデル】プロリザルツブラシヘッド

最後に、今や旧モデルとなってしまった、「プロリザルツブラシヘッド(フィリップス公式サイト)」です。

全体 真横から 斜めから 正面から 止まっている状態 動いている状態 ブラシ先端のズームアップ 大きさ比較

【画像1】2007年に登場、10年に渡ってベストセラーだったモデルですが、2016年に廃盤になりました。
【画像2】植毛が緻密ではなく、隙間から向こう側が見えています。
【画像3】山切りカット。
【画像4】正面から。
【画像5】静止状態。
【画像6】動作状態。
【画像7】「毛先が丸い」というよりは、「毛先に球体がついている」という感じに見えます。
【画像8】サイズはダイヤモンドクリーンと同じです。

歯垢除去能力は低めですが、毛が柔らかいので、歯の凸凹に毛先が入り込んでいく感じがあり、磨きやすいと感じます。
個人的にはかなり気に入っていたのですが、今となっては入手困難。


HX6012/01(2本組)
HX6014/01(4本組)

HX6022/01(2本組)
HX6024/01(4本組)
レギュラーサイズ コンパクトサイズ

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