フィリップスの電動歯ブラシ「ソニッケアー」。
その最も高いモデル「ダイヤモンドクリーン」と、逆に最も安いモデル「イージークリーン」とで、どのくらい違うものか比較してみました。
どうぞ参考にしてください。
現行の全モデルを比較検討するページはこちら→フィリップス電動歯ブラシを超シンプルに比較するページ
今回比較するのは、最も高いモデルと、最も安いモデル。
高い方は「ダイヤモンドクリーンディープクリーンエディション HX9314/08」。
安い方は「イージークリーン HX6521/01」です。
ダイヤモンドクリーン | イージークリーン |
動作モード 5種類 |
クリーンモード のみ |
付属ブラシ 3種類 |
付属ブラシ 1種類 |
コップ型の 充電器 |
従来型の 充電器 |
ケース付き | ケース無し |
主な違いは、動作モードの数と、ケースなどの付属品、そして付属ブラシの種類です。
では、さっそく動作モードについて比較してみます。
イージークリーンの動作モードは1種類(クリーンモード)のみですので、操作パネルも非常にシンプル。
ボタンが1つ、LED表示も1つだけ。
ボディはやや安っぽいツルツルのプラスチック素材です。
一方のダイヤモンドクリーンには、クリーンモードを含む5つのモードが搭載されています。
各モードの動きを動画にしましたのでご覧下さい。
DEEPCLEAN-mode(ディープクリーンモード)
歯垢を掻き出す強い動作
https://youtu.be/2JA6eU9RdNo
GUMCARE-mode(ガムケアーモード)
歯ぐきをケアする動作
https://youtu.be/wnG4DLPBPZg
SENSITIVE-mode(センシティブモード)
弱めに動作するモード
https://youtu.be/7q7ksqpiB8Q
WHITE-mode(ホワイトモード)
2分間のステイン落とし動作の後、30秒間の前歯磨きモードに以降します
https://youtu.be/VqzsiydxGC8
CLEAN-mode(クリーンモード)
標準モード
https://youtu.be/g1bA0Fw5eRM
一度使った動作モードは記憶されており、ボタンを一回押すだけで前回使ったのと同じ動作モードが起動します(何度もボタンを押して動作モードを毎回選択する必要は無い)。
ボディにはやや高級感のある素材が使われており、しっとりと肌に馴染む感じがあります。
今回比較した2モデル、両者ともにクリーンモードが用意されているのですが、同じクリーンモードという名前なのに力強さが明らかに違います。
下の動画は、両モデルを水の入ったコップに突っ込み、動作強度を比較してみたもの。
動作モードはともにクリーンモードですが、ダイヤモンドクリーンは明らかに強度が強めです。
一方のイージークリーンは、やや弱々しい印象。
イージークリーンの充電器は非常にシンプルで小型なもの。
真ん中の突起部分にイージークリーン本体を乗せて充電します。
一方、ダイヤモンドクリーンの方は、充電器が2つ付属します(コップ型とケース型)。
まずは特徴的なコップ型の充電器。
ベースとなる銀色の部分が充電器本体で、その上に重厚な透明のコップが乗っかっているというもの。
コップにダイヤモンドクリーン本体を入れて(立てかけて)充電します。
もちろんコップは充電器本体と分離し、コップ単体として使う事が可能。
このコップ式の充電器ですが、意外と大きい事に加え、充電時には本体を斜めに乗せる形になりますので、意外と場所をとる点に注意したいところ(コップは8cm×8cm×8cm、重さは323グラムもあります)。
さらに、USB充電が可能なケースも付属します。
ケースは固めに作られており、内部をしっかり守ってくれます。
中はこんな感じ。
ブラシは2本入れられます。
ケースの側面にはUSBの差し込みプラグが。
ここにUSBケーブルを差し込む事で充電が可能です(USBはマイクロではなくBである点に注意)。
USB充電用のACアダプターが付属します。
なお、ケースのサイズは230mm×45mm×73mm、重さは161グラムです。
製造国はどちらも中国。
本体ハンドル部も、充電器も、中国製です。
イージークリーンの底面がこちら。
Made in CHINAですね。
ダイヤモンドクリーンの底面がこちら。
こちらもMade in CHINAでした。
まずはサイズの違いから。
2モデルを並べて、4方向から比べてみた画像がこちら。
ダイヤモンドクリーンの方がやや大きめです。
次に重さを比較してみます。
ダイヤモンドクリーンは134グラム。
そしてイージークリーンは125グラムでした。
数字上は10グラム足らずの違いですが、2分間指先で保持し続ける事を考えると、それなりに大きな違いです。
特に女性にとっては軽い方が望ましいでしょう。
クリーンモードしか使わないと分かっているのであれば、イージークリーンで充分です。
ただし、イージークリーンのクリーンモードは、ダイヤモンドクリーンのクリーンモードより弱め。
ダイヤモンドクリーンのクリーンモードの動作強度を10とすると、イージークリーンのクリーンモードは5か6程度だと感じました。
(ちなみに、ダイヤモンドクリーンのセンシティブモードは3くらい。)
初めてソニッケアーを使うという方は、いろいろなモードを試してみたいでしょうから、ダイヤモンドクリーンがおすすめです。