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ソニッケアーの最高級モデルと最廉価モデルとを比較する

タイトルイメージ

フィリップスの電動歯ブラシ「ソニッケアー」。
その最も高いモデル「ダイヤモンドクリーン」と、逆に最も安いモデル「イージークリーン」とで、どのくらい違うものか比較してみました。
どうぞ参考にしてください。

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2018/03/15

【目次】このページ内の行にジャンプします
▼まずは両モデルの紹介
▼動作モード数の違い
▼クリーンモードの強度がそもそも違いました
▼付属品(充電器など)の違い
▼製造国について
▼サイズと重さの違い
▼まとめ

まずは両モデルの紹介

今回比較するのは、最も高いモデルと、最も安いモデル。
高い方は「ダイヤモンドクリーンディープクリーンエディション HX9314/08」。
安い方は「イージークリーン HX6521/01」です。

ダイヤモンドクリーン イージークリーン
動作モード
5種類
クリーンモード
のみ
付属ブラシ
3種類
付属ブラシ
1種類
コップ型の
充電器
従来型の
充電器
ケース付き ケース無し

主な違いは、動作モードの数と、ケースなどの付属品、そして付属ブラシの種類です。
では、さっそく動作モードについて比較してみます。

動作モード数の違い

イージークリーンの動作モードは1種類(クリーンモード)のみですので、操作パネルも非常にシンプル。

イージークリーンの操作パネル

ボタンが1つ、LED表示も1つだけ。
ボディはやや安っぽいツルツルのプラスチック素材です。

一方のダイヤモンドクリーンには、クリーンモードを含む5つのモードが搭載されています。
各モードの動きを動画にしましたのでご覧下さい。

DEEPCLEAN-mode(ディープクリーンモード)
歯垢を掻き出す強い動作
https://youtu.be/2JA6eU9RdNo


GUMCARE-mode(ガムケアーモード)
歯ぐきをケアする動作
https://youtu.be/wnG4DLPBPZg


SENSITIVE-mode(センシティブモード)
弱めに動作するモード
https://youtu.be/7q7ksqpiB8Q


WHITE-mode(ホワイトモード)
2分間のステイン落とし動作の後、30秒間の前歯磨きモードに以降します
https://youtu.be/VqzsiydxGC8


CLEAN-mode(クリーンモード)
標準モード
https://youtu.be/g1bA0Fw5eRM

一度使った動作モードは記憶されており、ボタンを一回押すだけで前回使ったのと同じ動作モードが起動します(何度もボタンを押して動作モードを毎回選択する必要は無い)。
ボディにはやや高級感のある素材が使われており、しっとりと肌に馴染む感じがあります。

クリーンモードの強度がそもそも違いました

今回比較した2モデル、両者ともにクリーンモードが用意されているのですが、同じクリーンモードという名前なのに力強さが明らかに違います。
下の動画は、両モデルを水の入ったコップに突っ込み、動作強度を比較してみたもの。

https://youtu.be/Gbft7s705pE

動作モードはともにクリーンモードですが、ダイヤモンドクリーンは明らかに強度が強めです。
一方のイージークリーンは、やや弱々しい印象。

付属品(充電器など)の違い

イージークリーンの充電器は非常にシンプルで小型なもの。

イージークリーンの充電器

真ん中の突起部分にイージークリーン本体を乗せて充電します。

一方、ダイヤモンドクリーンの方は、充電器が2つ付属します(コップ型とケース型)。
まずは特徴的なコップ型の充電器。

コップ形充電台

ベースとなる銀色の部分が充電器本体で、その上に重厚な透明のコップが乗っかっているというもの。
コップにダイヤモンドクリーン本体を入れて(立てかけて)充電します。
もちろんコップは充電器本体と分離し、コップ単体として使う事が可能。

コップとして使えます

このコップ式の充電器ですが、意外と大きい事に加え、充電時には本体を斜めに乗せる形になりますので、意外と場所をとる点に注意したいところ(コップは8cm×8cm×8cm、重さは323グラムもあります)。

さらに、USB充電が可能なケースも付属します。

閉じた状態のケース

ケースは固めに作られており、内部をしっかり守ってくれます。
中はこんな感じ。

開けた状態のケース

ブラシは2本入れられます。
ケースの側面にはUSBの差し込みプラグが。

ケースにUSBの差し込み口が

ここにUSBケーブルを差し込む事で充電が可能です(USBはマイクロではなくBである点に注意)。
USB充電用のACアダプターが付属します。

ケースにUSBの差し込み口が

なお、ケースのサイズは230mm×45mm×73mm、重さは161グラムです。

製造国について

製造国はどちらも中国。
本体ハンドル部も、充電器も、中国製です。

イージークリーンの底面がこちら。

イージークリーンは中国製

Made in CHINAですね。

ダイヤモンドクリーンの底面がこちら。

ダイヤモンドクリーンも中国製

こちらもMade in CHINAでした。

サイズと重さの違い

まずはサイズの違いから。
2モデルを並べて、4方向から比べてみた画像がこちら。

サイズ比較

ダイヤモンドクリーンの方がやや大きめです。

次に重さを比較してみます。

ダイヤモンドクリーンの重さは134グラム

ダイヤモンドクリーンは134グラム。

イージークリーンの重さは125グラム

そしてイージークリーンは125グラムでした。
数字上は10グラム足らずの違いですが、2分間指先で保持し続ける事を考えると、それなりに大きな違いです。
特に女性にとっては軽い方が望ましいでしょう。

まとめ

クリーンモードしか使わないと分かっているのであれば、イージークリーンで充分です。
ただし、イージークリーンのクリーンモードは、ダイヤモンドクリーンのクリーンモードより弱め。
ダイヤモンドクリーンのクリーンモードの動作強度を10とすると、イージークリーンのクリーンモードは5か6程度だと感じました。
(ちなみに、ダイヤモンドクリーンのセンシティブモードは3くらい。)
初めてソニッケアーを使うという方は、いろいろなモードを試してみたいでしょうから、ダイヤモンドクリーンがおすすめです。

なお、ブラシについてはソニッケアー替えブラシ全種類を試すで詳しくレビューしています。
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