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フレックスケアープラチナを買ったのでレビューしてみた

HX9170/10本体と、付属のインターケアーブラシ

今まで2年ほど使ってきたソニッケアー「ヘルシーホワイト」の電池が少し弱ってきたのを機会に、新しいソニッケアーを購入しました。
その名も「フレックスケアープラチナ」。
2013年の秋に発売されたばかりの新型です。
ヘルシーホワイトと比べてどうなのか、レビューしてみました。

2014/02/13

【目次】 このページ内の行にジャンプします
▼フレックスケアープラチナには4つの型番があるが、その違い
▼操作パネル
▼さっそくレビュー動画(動作動画)を作ってみました
▼ホワイトモードおよびガムケアーモードについて
▼付属品について(紫外線除菌機能付き充電器と、トラベルケース)
▼実際の使用感あれこれ(インターケアーブラシの使い勝手や動作音など)
▼まとめ

フレックスケアープラチナには4つの型番があるが、その違い

今回私が選んだのは、フィリップス社の電動ハブラシ「ソニッケアー」の、フレックスケアープラチナと呼ばれるシリーズのモデル。

その他のシリーズや各モデルの違いについては
フィリップス電動歯ブラシを超シンプルに比較するページ
にまとめてありますのでご覧ください。
  

現在、フレックスケアープラチナは、下表の4モデルが流通しています。

  -
HX9172/10
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HX9170/10

HX9112/02
-
HX9110/02
スタンダードサイズの
インターケアーブラシ
1本 2本 1本 2本
ミニサイズの
インターケアーブラシ
1本 - 1本 -
紫外線除菌機能付き充電器 - -
販売ルート 標準流通 一部の大手カメラ系
量販店向けモデル
標準流通 一部の大手カメラ系
量販店向けモデル

付属品や販売ルートの違いはあるものの、本体そのものの機能やデザインは、4モデル共通です。
このなかから、紫外線除菌機能の付いたHX9170/10を、ビックカメラで購入しました。

操作パネル

シルバーメタリック調で高級感のあるフロントパネル。
電源ボタンとは別に、+−の動作強度3段階切り替えボタンと、モード選択ボタンとがついています。
下の画像は、強度は“中(緑色のLED2個点灯)”、モードは“white”を選択したところです。

前面パネルの操作スイッチ類

電源ボタンとモード選択ボタンが独立しているのがポイントです。
好みのモードを予め選択しておけば、あとは電源ボタンを1回押すだけで、好みのモードで動作がスタートします。

一方、ソニッケアーの最上位シリーズである「ダイヤモンドクリーン」は、1つのボタンが電源のオンオフとモード選択とを兼ねた作りになっているため、(この方がデザイン的にはシンプルで美しいのですが、)好みのモードを選ぶまでに何度もボタンを押さなければなりません。
例えば、電源オフの状態からセンシティブモードを選ぶまでにボタンを5回も押す必要があります。
些細な違いではありますが、毎日の事ですので、このようなちょっとした使い勝手の違いはけっこう重要です。

さっそくレビュー動画(動作動画)を作ってみました

クリーンモード(通常のブラッシング)で動作させ、水の入ったコップにブラシを入れてみた様子です。

フレックスケアープラチナの目玉機能である3段階動作パワー選択。
動作していない時はもちろん、動作中でも弱-中-強のパワー切り替えが可能です。
歯ぐきがダメージを受けている場所は弱で優しく磨き、前歯は強で磨き上げる、みたいな使い分けが可能。
ちなみに、動作モード切り替えボタンの方は、動作中に押した場合には機能しません。

ホワイトモードおよびガムケアーモードについて

フレックスケアープラチナには、通常動作モードである「クリーンモード」に加え、「ホワイトモード」、「ガムケアーモード」が搭載されています。


ホワイトモードは、
「歯の表面のステインを落とす動作(2分間)の後に、歯を磨きあげ光沢を与えます(30秒)。ブラッシング時間:2分30秒」
というもの。
電源を押して2分間経つと、別の動きに切り替わるという事です。
電源オンから1分半経過したところからの動画を作ってみましたのでどうぞ。


ガムケアーモードは、
「歯垢をしっかり落とす通常の歯磨き(2分間のクリーンモード)の後に歯と歯ぐきの境目をやさしく磨く(1分間)ために ブラッシング時間:3分」
というもの。
こちらも動画を作ってみました。

付属品について(紫外線除菌機能付き充電器と、トラベルケース)

HX9172/10HX9170/10には、紫外線除菌機能付き充電器が付属します。
磨き終わったブラシをセットしてボタンを押すと、紫外線ランプでブラシを除菌してくれるというもの。
下の画像は、左側にダイヤモンドクリーンブラシ、右側にインターケアーブラシをセットした状態。

紫外線除菌機能付き充電器

紫外線の照射時間は10分間で、10分経過すると電源が自動的に切れます。


そして、トラベルケースがこちら。

トラベルケース

トラベルケースは、フレックスケアープラチナの4モデル全てに付属します。
清潔感のある真っ白なケース。
フタはパチッと確実に閉まる仕組みになっており、実用的です。
ブラシは2本格納可能。
通気の為の穴があいており、最低限の通気性が確保されています。

実際の使用感あれこれ(インターケアーブラシの使い勝手や動作音など)

前述したとおり、私は今までソニッケアーのヘルシーホワイトを使って来たので、それとの比較になります。


付属ブラシ(インターケアーブラシ)について。
下の画像、左手前がインターケアーブラシ(フレックスケアープラチナに付属)、真ん中がダイヤモンドクリーンブラシ、右奥がプロリザルツ(ヘルシーホワイトに付属)です。

左から、インターケアー、ダイヤモンドクリーン、プロリザルツ

インターケアーブラシは、毛の長さが異なる組み合わせになっているのが特徴的。
真横から見るとよく分かるのですが、長く飛び出している箇所があり、ここが歯間に届いて歯間をキレイにする、という作りです。
毛足の短い部分は歯の表面を磨き、毛足の長い部分は歯間を狙う、という理屈は分かりますが、使いづらいと感じました。
極端に言えば、長い部分がしっかり歯間に入っている状態にならない限り、短い部分が歯の表面に当たらないわけです。
歯にピタッとフィットする感覚があまり感じられません。

また、私の場合、そもそも歯磨き前にデンタルフロスを使って歯間を清掃しているので、歯間にハブラシの毛先が届くという点にはさほど魅力を感じる事ができず、結局、使い慣れたプロリザルツブラシに差し替えました。

ソニッケアーのブラシには互換性があります。
フィリップス電動歯ブラシを超シンプルに比較するページの「替えブラシは、なにが違うの?」をご参照ください。

ブラシの比較動画と比較ページも作ってありますのでどうぞ↓


持ったときの滑りやすさについて。
下の画像、下(手前)がフレックスケアープラチナ、上(奥)がヘルシーホワイトです。

フレックスケアープラチナのグリップは、こじゃれているが滑りやすい

ヘルシーホワイトの方は、グリップ部分がゴムっぽい(べたつく)材質になっていて、滑りにくく、使っていてストレスを感じる事はありませんでした。
一方、フレックスケアープラチナは、凸凹が刻まれてはいるものの、ツルツルの材質が使われており、比較的滑りやすいと感じました。


動作強度について。
ヘルシーホワイトは強度調整できませんが、フレックスケアープラチナは3段階の強度調整が可能です。
“強”にすると、ヘルシーホワイトよりも明らかに強く振動します。
私は、ブラシをプロリザルツブラシに差し替えて、強度は“強”、というセッティングで使っています。
磨き上がりの爽快さは最高です。


動作音について。
下の動画は、スマホの音量計アプリを起動した状態で、手持ちの2台の音量を比べたもの(どちらもフル充電状態)。

フレックスケアープラチナは、動作音が甲高く、けっこうウルサイです。

まとめ

HX9112/02(個人的ベストバイ)
関連ページ
フィリップス電動歯ブラシを超シンプルに比較するページ
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