三菱電機換気扇の別売フィルター問題を考える

新居のトイレにもともと設置されていた、三菱の換気扇。
ホコリをキャッチするフィルターが付いていないタイプでしたので、これまでは張り付け式の使い捨てフィルターを取り付けて使っていました。
しかし、コスト面を考えると、水洗いして繰り返し使えるタイプのフィルターが欲しいものです。
どうにかこうにか、私はこの問題を解決できたのですが、同じ問題で悩んでいる方の為に、備忘録的にこのページを作りました。

上は、トイレの天井に設置されている換気扇の写真です。
白い部分を両手でグイッと下に引っ張り、さらにバネ状になっている針金部分の引っかかりを外す事で、簡単に取り外す事ができます。
この白色のカバー部分の事をグリルといいます。

一応、網状になってはいますが、格子の穴が大きすぎるので、ホコリは素通りしてしまいます。
100均などで売られている貼り付けタイプのフィルターを取り付ける事はできるものの、その場合はグリルに糊が残ってベタベタしたり、意外とコストがかさんだりと、ちょっとした悩みでした(トイレは意外とホコリが多いもので、我が家の環境では3週間ほどでフィルターが目詰まりしてしまいます)。

もしかして、普通にメーカー公式品としてフィルターが存在するんじゃないか？と思い、メーカーのサイトを確認してみました。
我が家の「VD-10ZC12」のページには、その手の商品は存在しませんでした。
しかし、似た型番の「VD-10ZC12-IN」には、別売品として「別売グリル 外付フィルタータイプ」が存在するようです。

• VD-10ZC12(三菱電機公式サイト)
• VD-10ZC12-IN(三菱電機公式サイト)

VD-10ZC12、 VD-10ZC12-IN、 違いは最後の「-IN」だけ。
「この2モデルの違いはなんだろう？もしも前者と後者とが似たような機種ならば、ひょっとして後者向けフィルターを前者に流用出来るのではないか？」
 と考え、この2モデルの違いを確認してみました。
「VD-10ZC12」の方は、一般的なグリルが最初から付いているモデル。
一方、「-IN」の方は、グリル無しで売られている製品であり、適合する別売品のグリルを利用者各自で自由に選択して付けましょう、というもののようです(グリル無し版なので、その分少し価格が安い)。

グリル以外の本体部分については両者同じであって、 「VD-10ZC12」はグリル付属版の製品なので、別売品の項目には特に何も記載はないが、 「VD-10ZC12-IN」はグリル別売版なので、別売品の項目にはフィルター付きグリルの記載がある。
仮にそういう事だとすれば、我が家のVD-10ZC12に、「-IN」用のグリルを流用出来る可能性がありそうです。

そこで私が購入したのがこちら。

三菱 換気扇 部材【P-180GB3-F】ダクト用換気扇 別売グリル 外付フィルタータイプ(旧品番 P-180GB2-F) 価格：1491円（税込、送料別) (2023/1/26時点)

この「P-180GB3-F」は、「VD-10ZC12-IN」用の別売オプション品のフィルター付きグリルですが、これが果たして「VD-10ZC12」に付くのかどうか。
実際に試してみます。

上は、今まで使っていたグリルと、今回購入したグリルとを並べてみたところ。
サイズはもちろん、バネ部分の取り付けなども全く同じ作りです。

網戸のようなフィルターが取り付けられています。
このフィルター部分は下のように取り外しが可能で、繰り返し水洗いできます。

さあ、いよいよ天井に取り付けます…

はい！
何の問題も無くピッタリとフィットしました。
似た問題でお悩みの方はどうぞ参考にしてください。

当ページは、
「-IN向けのグリルが、常に必ず-IN無しモデルに流用出来るはずだ」
などといった保証をするものではありませんので、最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

我が家の「VD-10ZC12」は、2023年1月現在、すでに旧モデルとなっており、後継モデルは「VD-10ZC13」です(変更点は不明)。
そして、やはり同様に、グリル別売りタイプの「VD-10ZC13-IN」が存在します。
その「VD-10ZC13-IN」には、当ページで紹介した「P-180GB3-F」が適合します。

関連サイト

換気扇・ロスナイ [別売]換気扇用システム部材＜グリル＞ 別売グリル 外付フィルタータイプ P-180GB3-F(三菱電機公式サイト)