2003年に購入した電動歯ブラシ『ドルツ(EW1023)』。
内蔵バッテリーが弱ってきたので使わずに放置していたのですが、なんと楽天市場に純正内蔵バッテリーのショップを発見。
数百円で取り寄せられる事がわかり、さっそく注文してみました。
上手く出来るかどうか分かりませんが、自己責任で充電池の交換にチャレンジしてみたいと思います。
このページに書かれている事を実行する事は推奨しません。
分解する事で壊れたり防水性能が落ちたりその後のメーカーサポートを断られたり怪我をしたりなど、いろんなリスクがあります。
充電池交換はメーカーに依頼するのが無難です。
電動歯ブラシの蓄電池が売っているのは、でん吉(楽天市場)というお店です。
私の電動歯ブラシはEW1023ですが、EW1011、EW1012、EW1013、EW1921、EW1024、EW1032なども同じ電池を使うようです。
注文した蓄電池はメール便で到着。
プチプチで梱包してくれています。
品番 EW1011L2507N
適用機種 EW1000,EW1011,EW1023
と書かれています。
間違い無く注文した通りの品物。
中身はこんな感じ。
ニッケル水素電池本体と、紙っぽい素材の座金(白色)と、スポンジっぽい素材のスペーサー(黒色)の3点です。
さて、いよいよ作業スタート。
用意しておくものは、0番手サイズのプラスドライバーと、精密サイズのマイナスドライバー。
マイナスドライバーは2本あると便利ですが、1本でもなんとかなります。100円ショップで売られているもので充分。
ちなみに、この手の作業をするときには、目を守る為に安全グラスをかけた方が良いでしょう。私は必ずかけています。
底面にネジが一本あります。さっそく外しましょう。
外したところ。
固着しているのか、ネジを外しただけでは底部パーツは外れてくれません。
仕方ないので、キズつけないようにマイナスドライバーで優しくこじります。
2012/09/26追記:マイナスドライバーの代わりにギターのピックを使うとまったく傷をつけずに開ける事が出来ます。
開きました!
防水の為のOリング(黒色のゴム部品)がピッタリはまっていた為に開けづらかったわけですね。
ここからが難関です。
白色の爪が2箇所にあり(赤矢印)、内側から外側方向へ力がかかっています。
上の4分割写真は、分かりやすくするためにちょっとだけ中身を引っ張り出したところで4方向から撮ったもの。
爪がどんな具合に外装に嵌って(はまって)いるか、イメージできるでしょうか。
で、外装部分と爪との間にマイナスドライバーを突っ込んで爪の力を無効化するワケですが、その際にちょっとしたコツがあります。
ブラシを外し、軸だけにします。
コツは、一定の力で軸部分をテーブルに押し当てつつ爪のひっかかりを外す、という事です。
この押し当て力を弱めてしまうと、せっかく外した爪がまたはまってしまいます。
しかしながら、押し当て力を強くし過ぎると、勢い余って怪我をしたり、製品を壊してしまったりする可能性が高まります。
ある程度の強さで一定の力をかけ続けていると爪を外した状態をキープ出来ますので、マイナスドライバー1本で2つの爪を外す事が出来ます。
マイナスドライバーが2本ある方は、もっとラクに作業できるかも知れませんね。
爪を外すシーンの補足説明動画を作ってみました。
左手は、なるべくドルツの下の方を持つ事をオススメします。
高い位置を持って作業すると、爪を外した際に勢い余って内部パーツが飛び出してくる可能性がありますので。
左手はテーブルに完全に乗っけた状態にする感じで。