前編からの続きです。
緑色の基盤に電子部品がたくさん。
濡らしたらすぐに壊れそうです。
逆方向から。
細い導線が裸で露出しているのが見えるでしょうか。
基盤や導線などに触れないように注意しつつ、作業を続けます。
電池交換の作業に入る前に、元の電池がどんなふうに組み込まれているかをよく観察します。
こちらはプラス極の側。
電池から飛び出した棒が、白色の座金っぽいパーツを介して、本体の金具に組み込まれていることが分かります。
こちらはマイナス極の側。
こちらは白色の座金無しで金具に組み込まれています。
壊さないように電池を外す方法をあれこれ考えましたが、結局この位置にマイナスドライバーを引っかけて、テコの力を利用して外す事にしました。
電池が外れました。
ハンダ付けされているわけではなく、単に電池BOXに組み込まれているだけでした。
電池の背中に黒色のクッション材がついていて、そしてプラス極側には白色の座金っぽいパーツがついていますね。
プラス極側についている、白色の紙っぽい材質で出来たパーツを、外してみました。
腐食というか、サビというか、塩というか、茶色っぽい何かがついているのが分かります。
白色のパーツは、この茶色っぽい何かから本体を守る為の部品であった、と考えられます。
なお、逆側(マイナス極側)は、新品のようにキレイな状態です。
というわけで、新品の充電池にも同じように白色のパーツを取り付けました。
加えて、電池の側面にはクッション材を取り付けます。
このクッション材は、歯ブラシを揺すったりした際に電池が中で暴れないようにする為のスペーサー的な役割を担っているものと思われます。
極性に注意します。
緑色のコイルがある方(歯ブラシの底部の方)が、プラス極です。
プラス極方向を先に突っ込んでから、マイナス極側を押し込む…という順番で作業すると、プラス極につけた白色の座金っぽいパーツを傷つけずにすむでしょう。
黒色のクッション材がこの方向にくるようして、電池を電池BOXの奥までしっかり押し込みます。
取り出した古い蓄電池は、セロテープで絶縁してリサイクルに回します。
あとは逆の順序で再組み立てです。
動作を確認してみましょう。
ブラシが動き、運転ランプが点灯する事を確かめます。
作業お疲れ様でした。